まだまだ収まりを見せない新型コロナウイルス。
緊急事態宣言の前後では、やはりマンション管理組合の動きは止まっておりましたが、6月ごろからはようやく動き出した印象です。
以前も記事で書かせて頂きましたが、多くのマンション管理組合が4~6月に定期総会があり、今年は総会の開催を懸念され、「延期」をされていたマンションが多かったようです。ようやく7月ごろから延期されていた総会を開催し、中断していた理事会も定期的に開催されるようになってきたと感じております。
マンションの大規模修繕工事や設備改修工事を検討中の理事会においての新型コロナウイルスの影響として、コンサルタント選定の中止や延期により、いくつかのプレゼンテーションの延期がありましたが、現在コンサルタント業務中・施工中のマンションにおいては特段スケジュールが大きく遅れたり、工期が延びてしまったりという報告は一部あるものの、大きな影響を受けずに業務を遂行することができております。何社かの施工会社にも状況を伺ってみましたが、工事着工していない物件に関しては延期する場合もありますが、工事中の物件に関しては工事を続行していたとのことでした。
社会全体が「Withコロナ」という新しい生活様式に変わり、今後理事会の運営方法も少しずつ変化していくのではないかと思っております。
これまでの理事会は月1回集会室に集まり、顔を合わせての打ち合わせが主流でしたが、今回のコロナを機に、理事会の打ち合わせをWEB会議で実施したり、可能な限り資料確認を事前にデータで行うなど、理事会の方々もご検討を重ねられているようです。
今後継続的にIT化・WEB活用を進めていく場合には、管理規約の改正が必要になることが想定されます。
弊社でもコンサルタント選考時のプレゼンテーションや業務中の打ち合わせをWEB会議で実施をするなど、業務のIT化を進めていくとともに、規約改正のサポート等もさせて頂いております。お気軽にご相談ください。
管理規約の改正のご相談