賃貸マンションの資産価値向上を目指した改良改善工事
マンションの資産価値向上、入居者の増加と家賃の維持向上を行うために重要なのが、「改良改善工事」です。
いわゆる建物そのものの劣化を補修し安全性を高める「計画修繕工事」だけでは、安全性は保たれても、物件検索で絞り込まれた際に残るような魅力的な物件にはなりません。
経年と共に各部屋やマンション全体の老朽化により、徐々に空き室の増加や家賃の低下が懸念されます。
翔設計では、時代の需要に合わせた最新の設備や、共用部分の改良改善工事をご提案します。
賃貸マンションの人気設備とは
全国賃貸住宅新聞の調査では、このような設備等がランクインしています。こういった設備や条件があることが、選ばれる物件に繋がります。
単身者向け物件
順位 | 設備 |
---|---|
1(→1) | 室内洗濯機置き場 |
2(→2) | TVモニター付きインターホン |
3(→3) | インターネット無料 |
4(↑5) | 洗浄機付き便座 |
5(↓4) | 独立洗面台 |
6(→6) | エントランスのオートロック |
7(↑8) | 宅配ボックス |
8(↓6) | 備え付け照明 |
9(新) | 高速インターネット |
10(↓9) | ガスコンロ(2口/3口) |
ファミリー向け物件
順位 | 設備 |
---|---|
1(↑4) | TVモニター付きインターホン |
2(↓1) | 室内洗濯機置き場 |
3(↓2) | 独立洗面台 |
4(↓3) | 追い炊き機能 |
5(→5) | 洗浄機能付き便座 |
6(→6) | インターネット無料 |
7(→7) | システムキッチン |
8(→8) | ガスコンロ(2口/3口) |
9(→9) | エントランスのオートロック |
10(↑13) | 浴室乾燥機 |
単身者向け物件
順位 | 設備 |
---|---|
1(→1) | インターネット無料 |
2(↑3) | エントランスのオートロック |
3(↑4) | 高速インターネット(1Gbps以上) |
4(↓2) | 宅配ボックス |
5(→5) | 浴室換気乾燥機 |
6(→6) | 独立洗面台 |
7(→7) | システムキッチン |
7(↑8) | 24時間利用可能ごみ置き場 |
7(↑9) | 防犯カメラ |
10(↑13) | 追い炊き機能 |
ファミリー向け物件
順位 | 設備 |
---|---|
1(→1) | インターネット無料 |
2(↑5) | 追い炊き機能 |
3(↓2) | エントランスのオートロック |
4(↑8) | 高速インターネット(1Gbps以上) |
5(↓4) | システムキッチン |
6(↓3) | 宅配ボックス |
7(↓6) | 浴室換気乾燥機 |
8(→8) | ガレージ |
9(↓7) | ホームセキュリティー |
10(→10) | 24時間利用可能ごみ置き場 |
共用部分の改良改善工事
上記のランキングからもわかる通り、多くの入居者は最新設備を求めています。
築浅の物件にはある設備がないと、中々選ばれにくいというのが現状です。エントランスやポスト、宅配BOXなど様々な共用部でリニューアルの検討が可能です。居住者様の利便性向上が、入居率UPにも繋がるため、ニーズにあった改良工事の検討が必要です。
郵便ポスト・宅配BOXの設置
今や宅配BOXは必須設備です。規模に合わせて、郵便ポストと一体型のものや単独の宅配BOXなどがあります。
駐輪場のリニューアル
子供椅子付きの電動自転車が一般的となっておりますが、幅が広がり、かつ重量も増えたため、自転車置き場のリニューアルも利便性の向上へ繋がります。
高速インターネット(1Gbps以上)
単身世帯・ファミリー世帯共に、インターネットの利用が多くなり、高速なインターネット環境が求められています。
24時間利用可能なゴミ置き場
基本的にいつでも出せるゴミ置き場の設置が居住者の利便性を高めます。
エントランスドアの自動化
やはりエントランスのドアは自動であった方が利便性が高くなるため、検討すべき箇所となります。
エントランスのオートロック化
エントランスがオートロックか否かは、現代の物件選びにおいて最重要ポイントと言えます。オートロックにすることで入居者の増加につながります。
各戸内の改良改善工事
賃貸マンションの場合、全戸一斉に工事をすることが難しいため、空いた部屋から工事をしていくというハードルはありますが、窓サッシ等室内の改良工事も入居者にとっては重要なポイントとなります。
窓サッシの更新
サッシを交換することで断熱性能が飛躍的に向上し、居住者の満足度は大きくなります。現在では各自治体の助成金も手厚いため、今検討することをお薦めします。
改修費用について
改良改善工事に際して、悩ましいのは費用です。まとまったお金がない場合でも、今は住宅金融支援機構等で融資を行けることができます。「賃貸住宅(建設・リフォーム)融資」という制度もありますので、一度話を聞いてみるのも良いかもしれません。
翔設計では物件ごとの修繕計画等のアドバイスも行っておりますので、ぜひご相談ください。
賃貸住宅(建設・リフォーム)融資(外部サイト)